「reluctance」は、「気が進まないこと」「しぶしぶ」という意味の名詞です。
義務感や必要性を感じつつも、できれば避けたいという気持ちを表します。
「嫌々」という感じでです。
「消極的」というニュアンスでフォーマルな場面でも使える言葉です。
この記事では、日常会話やビジネスシーンでの使用例を交えながら、使い方をご紹介します！
また、言い換えや類義語や反義語、ニュアンスの違いについても掘り下げて説明しま
「reluctance」の意味
- 気が進まないこと、嫌々ながらの態度
- 抵抗感、ためらい
- （物理学）磁気抵抗
品詞：名詞（不可算名詞）
「reluctance」の他の品詞
- reluctant（形容詞）：気が進まない、しぶしぶの
- reluctantly（副詞）：しぶしぶ、いやいや
「reluctance」の変化
「reluctance」は不可算名詞のため、変化形はありません。
「reluctance」の発音
【発音記号】 /rɪˈlʌktəns/
【カタカナ読み】リラクタンス
「reluctance」のニュアンス
「reluctance」は、何かをすることに対する抵抗やためらいを表します。単なる「嫌悪」ではなく、必要に迫られているが積極的にはやりたくないという状況に使われます。
例えば、”She showed reluctance to speak in public.”（彼女は人前で話すことに気乗りしなかった）のように、やりたくないけれど必要だから仕方なくやる、というニュアンスが含まれます。
「reluctance」の使用例
日常会話での例文
He expressed his reluctance to change jobs.
（彼は転職することに気が進まない様子を見せた。）
There was some reluctance to accept the new rules.
（新しいルールを受け入れることにためらいがあった。）
She showed reluctance to lend him money.
（彼女は彼にお金を貸すことを渋った。）
ビジネスシーンでの例文
The management’s reluctance to invest in new technology slowed down progress.
（経営陣の新技術への投資への消極的な姿勢が、進歩を遅らせた。）
His reluctance to take responsibility affected the team’s performance.
（彼の責任を取ることへの消極的な態度が、チームの成果に影響を与えた。）
Despite some reluctance, the company agreed to the merger.
（いくらかの抵抗はあったものの、その会社は合併に同意した。）
「reluctance」の類義語・反義語
類義語
- hesitation（ためらい）
→ 一時的に迷うことを強調。 - unwillingness（やる気のなさ）
→ 「reluctance」よりも明確に「やりたくない」気持ちを表す。 - resistance（抵抗）
→ 外部の圧力に対する強い反発を含む。
反義語
- willingness（快く～する姿勢、意欲）
→ 「reluctance」と対照的に、積極的に行動する態度を示す。 - eagerness（熱意）
→ 進んで行動する強い意欲を表す。
「reluctance」の使用上の注意
「reluctance」は個人の感情や態度を示すときによく使われますが、ビジネスでは会社や組織の決定に対する消極的な姿勢を表現する際にも用いられます。
「resistance」は強い反発を意味するのに対し、「reluctance」は消極的ながらも最終的には受け入れる可能性があるという違いがあります。
「reluctance」の豆知識
「reluctance」は心理学や組織論でも使われ、「変化への抵抗」（reluctance to change）という概念がよく議論されます。
技術分野では、電磁気学で「磁気抵抗」を意味し、モーターや発電機の分野で使われることがあります。
まとめ
- 「reluctance」は「気が進まないこと」「ためらい」を意味する名詞。
- 「hesitation」や「unwillingness」と似ているが、必要性を感じながらも消極的な態度を表す。
- 「willingness」とは対義語で、ビジネスでも使われる重要な単語。
- 心理学や技術分野でも使われる幅広い表現。
仕事や日常で「しぶしぶやる」「ためらう」気持ちを表したいときに、ぜひ使ってみてください！
コメント