【安いじゃない!】「reasonable」の意味・使い方・例文【5分でわかる】

英単語

「reasonable(リーズナブル)」は英語で非常によく使われる便利な単語です。

しかし、日本語の「リーズナブル(=お得、安い)」とは意味が少し違うことをご存じでしょうか?

今回は「reasonable」の正しい意味や使い方、日本語との違いについて詳しく解説します!

reasonable の意味

以下のような意味があります。

  1. 合理的な、理にかなった
  2. 適度な、妥当な
  3. (価格・要求などが)手ごろな

品詞:形容詞(adjective)

他の品詞形:

  • 副詞:reasonably(合理的に、適度に)
  • 名詞:reasonableness(合理性、妥当性)

reasonable の変化

形態単語
現在分詞reasoning(※「reason(理由づける)」に由来)
過去形なし(形容詞のため適用なし)
過去分詞なし(形容詞のため適用なし)
複数形なし(形容詞のため適用なし)

※動詞「reason(推論する)」の派生について触れる場合もありますが、今回は形容詞「reasonable」に絞って説明します。

reasonable の発音

発音記号(IPA):/ˈriː.zən.ə.bəl/

reasonable のニュアンス

「reasonable」は、単に「安い」という意味だけではなく、状況に応じて理にかなっている、納得できる範囲であるというニュアンスを持ちます。
つまり「価格が高すぎず、安すぎず、品質に見合った適切な価格」というニュアンスで使われます。

日本語の「リーズナブル(安い、お得)」とは異なり、必ずしも「激安」という意味ではありません!

reasonable の使用例

日常会話での例文

The restaurant offers reasonable prices for its dishes.
 (そのレストランは料理に対して手ごろな価格を提供しています。)

It’s reasonable to expect some delays during rush hour.
 (ラッシュアワーに遅れが出るのは当然だ。)

I think it’s reasonable to ask for a discount if the item is damaged.
 (商品に傷があるなら、割引をお願いするのは妥当だと思います。)

    ビジネスシーンでの例文

    We need to set a reasonable deadline for the project.
     (プロジェクトには妥当な締め切りを設定する必要があります。)

    The client made a reasonable request regarding the timeline.
     (クライアントはスケジュールに関して理にかなった要求をしました。)

    Please submit a reasonable estimate for the cost.
     (費用について妥当な見積もりを提出してください。)

      ※ビジネスシーンでも安心して使える単語です!

      reasonable の類義語・反義語

      • 類義語:
        • sensible(分別のある):感情に流されずに判断できるニュアンス。
        • fair(公平な):偏りがないというニュアンス。
        • moderate(適度な):極端でないというニュアンス。
      • 反義語:
        • unreasonable(不合理な、理不尽な):理屈に合わない、無理な。

      reasonable の使用上の注意

      • 「reasonable」は「激安」「超お得」というニュアンスでは使いません。
      • 「あまりにも安いもの」に対して使うと不自然に聞こえることがあります。
      • フォーマル・インフォーマル両方の場面で使えますが、ビジネスでは特に「理にかなった提案」をするときによく使われます。

      reasonable の追加情報

      • 有名な引用:
        • “A reasonable man adapts himself to the world; an unreasonable one persists in trying to adapt the world to himself.”
           (合理的な人は自分を世界に合わせ、不合理な人は世界を自分に合わせようとする。)
           — ジョージ・バーナード・ショー
      • 日本人が間違えやすいポイント:
        • 「リーズナブル=安い」と思い込んで、「ものすごく安い」ものに対して”reasonable”を使うと違和感が生まれます。本来は「高すぎず、納得できる範囲」のイメージです!

      まとめ

      「reasonable」は「合理的な」「妥当な」「手ごろな」といった意味を持ち、日本語の「リーズナブル(=安い、お得)」とは微妙に違うニュアンスを持っています。正しく理解して使うことで、英語力がワンランクアップします!

      ポイント:
      「reasonable」=「安い」ではない!「理にかなった」という広い意味を持つと覚えましょう。

      この他にも多数の英単語を紹介しています!
      日本語訳そのままではなく、ニュアンスで覚えることに焦点を当てているの、ぜひ参考にしてみてください!

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