英語の映画やドラマでよく耳にする「stuff」。とてもよく使われる単語ですが、実はその意味や使い方は多岐にわたり、曖昧なまま覚えてしまっている人も多いかもしれません。
この記事では、「stuff」の意味、使い方、類義語との違い、日常会話での使用例などをやさしく解説します。
stuff の意味
- 物、もの、物質(漠然とした複数の物を指す)
- 持ち物、荷物(informal な表現)
- 話、内容、事柄(抽象的な話題)
品詞:
- 名詞(不可算名詞)
- 動詞(他動詞):「詰め込む」「詰める」などの意味でも使われる
他の品詞の派生語:
- 形容詞:stuffed(詰め物がされた、お腹いっぱいの)
- 名詞:stuffing(詰め物、充填物)
stuff の変化(動詞の場合)
原形 | 三人称単数現在 | 現在分詞 | 過去形 | 過去分詞 |
---|---|---|---|---|
stuff | stuffs | stuffing | stuffed | stuffed |
stuff の発音
/stʌf/
※「u」は「ア」と「ウ」の中間の音で、短く発音します。
stuff のニュアンス
「stuff」は非常にカジュアルな表現で、特定の物を指さずに「いろいろなもの」や「なんかそういうもの」と曖昧に使える便利な単語です。
会話では「things(物)」の代わりに使われることが多く、子供から大人まで広く使われるフレンドリーな単語です。
stuff の使用例
日常会話の例文
I need to pack my stuff for the trip.
→ 旅行のために荷物を詰めないと。
There’s too much stuff in this closet!
→ このクローゼットには物が多すぎる!
Stop worrying about that stuff.
→ そんなこと気にするのやめなよ。
ビジネスシーンの例文
※「stuff」は非常にカジュアルな表現のため、フォーマルなビジネス文書では避けた方が良いです。
ただし、カジュアルな社内会話やチャットでは使われることがあります。
Can you move your stuff off the meeting table?
→ 会議テーブルから荷物をどけてもらえますか?
Let’s get this stuff done before lunch.
→ 昼までにこの作業を終わらせましょう。
He’s really good at design stuff.
→ 彼はデザイン系のことが本当に得意です。
stuff の類義語・反義語
類義語
- things:より一般的な「物」。よりフォーマルで広く使える。
- belongings:所有物。特に個人の持ち物を指す丁寧な表現。
- items:明確に区別できる「品目」「項目」。
反義語
※明確な反義語はないが、「nothing」や「emptiness」などが対照的な概念として挙げられます。
stuff の使用上の注意
- 「stuff」は不可算名詞なので、通常「stuffs」という形では使いません(※例外的に「食品素材」など専門用語ではあり得ます)。
- 非常にカジュアルな語なので、フォーマルな文書や面接では避けるべきです。
- 多用すると語彙が乏しく見えるため、バランスよく「things」や具体的な名詞と使い分けましょう。
stuff の追加情報
- 「good stuff!(いいね!)」や「all that stuff(そんな感じのこと)」など、決まり文句やスラング的な表現としてもよく使われます。
- 英語圏の子供向け番組や日常会話では頻出ワードです。
- 「stuffed animal(ぬいぐるみ)」や「stuffed peppers(詰め物入りのピーマン)」のように、動詞の派生語としても登場します。
まとめ
「stuff」は、カジュアルな英会話で大活躍する万能語です。「もの」「事柄」「内容」など、幅広い意味を持ち、曖昧な表現をしたいときにとても便利です。
ただし、ビジネスやフォーマルな場では使い方に注意が必要です。状況に応じて「things」や他の語と使い分けることで、より自然で知的な印象を与えられます。
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日本語訳そのままではなく、ニュアンスで覚えることに焦点を当てているの、ぜひ参考にしてみてください!
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