「How are you?」の返答完全ガイド|ビジネス&日常英会話で使える例文集【音声付き】

英語で何ていう?

英語の挨拶「How are you?」は、単なる形式的なやり取り、挨拶として使われることが多いですが、日本には「How are you」の文化がないので「どう返答すればよいのか」悩むこと方も多いかと思います。

私も英語を本格的に勉強し始めて数年経っても、結局「I’m good」ばかり使ってしまう「返答して終わり」ということが多く、ネイティブのようにイマイチ自然な会話にならないと思っていました。

本記事では、様々な返答パターンとその意味や印象、適切な使い方を解説します。

また、返答の後は軽い世間話に繋げるとより自然で親しみやすい印象や良い雰囲気を作ることができるので、世間話の話題のアイディアをご紹介します!

How are you? の返答の例

自身のその時の気分ごとに返答例をご紹介します!
また、使う場面や相手にどのような印象を与えるかも記載しているので、ぜひ参考にしてみてください!

基本的な返答(フォーマル・カジュアル両対応)

知り合いや少しフォーマルな場でも使える返答の例です。

I’m good. / I’m fine. / I’m doing well.(元気です)

意味・ニュアンス:

  • 一般的で無難な返答。
  • 「I’m fine.」はややフォーマル、「I’m good.」「I’m doing well.」はカジュアル。

使う場面:

  • 日常会話やビジネスの場面で幅広く使える。
  • 初対面の人や上司にも問題なく使える。

相手の印象:

  • 無難な返答として、無難に好印象を与える。
  • ただし、特に会話を広げるきっかけにはならない

日本語と同様に同じ「I’m good」でも言い方によっても印象は異なります。
元気な感じに言えば、元気な印象ですし、テンション低めに言うと少し元気のない or 不機嫌な印象を与えます。

I’m good. の発音

I’m fine. の発音

I’m doing well. の発音

Not bad. / Pretty good. / Can’t complain.(悪くないよ/まあまあ)

意味・ニュアンス:

  • 「Not bad.」は「悪くない」=「まあまあ」といったニュアンス。
  • 「Pretty good.」は「結構いいよ」というポジティブな表現。
  • 「Can’t complain.」は「文句なし、まあまあ満足している」といった意味。

使う場面:

  • 友人や同僚とのカジュアルな会話。
  • フォーマルな場面でも問題なく使用可能。

相手の印象:

  • リラックスした雰囲気を感じさせる。
  • 「Can’t complain.」は余裕がある印象を与える。

Not bad. の発音

Pretty good. の発音

Can’t complain. の発音

I’m okay. / I’m all right. / I’m surviving.(まあ大丈夫)

意味・ニュアンス:

  • どちらも「問題ない」「普通です」といった意味。
  • 「I’m surviving.」は「なんとかやってるよ」といったややネガティブな表現。

使う場面:

  • カジュアルな会話で使えるが、あまり元気がない印象を与えることもあるので注意。
  • ビジネスの場面では避けた方が無難。

相手の印象:

  • 「I’m okay.」「I’m all right.」は問題ないが、元気がなさそうな印象を与えることも。
  • 「I’m surviving.」はやや冗談めいたニュアンスもあるが、親しい間柄での会話向き。

I’m okay. の発音

I’m all right. の発音

I’m surviving. の発音

ビジネスシーンでの返答

I’m doing well, thank you.(順調です、ありがとうございます)

意味・ニュアンス:

  • 仕事が順調であることを伝えるフォーマルな表現。

使う場面:

  • 取引先や上司との会話で適切。

相手の印象:

  • 丁寧でビジネスにふさわしい印象を与える。

Everything is going smoothly.(すべて順調です)

意味・ニュアンス:

  • 仕事やプロジェクトの進行が問題なく進んでいることを示す。

使う場面:

  • ビジネスのミーティングや業務報告で使用可能。

相手の印象:

  • プロフェッショナルで信頼感のある印象を与える。

返答後の世間話のトピック(シーン別)

返答の後は軽い世間話に繋げるとより自然で親しみやすい印象や良い雰囲気を作ることができますが、何を話せば良いか困る方も多いかと思います。

いくつかのバリエーションを持っておくと状況で少し変更を加えて、スムーズに話すことができるので話題のアイディアをご紹介します!

天候に関する話題

  • “It looks like it’s going to be a nice day!”(今日は良い天気になりそうですね!)
  • “It’s been really cold lately, hasn’t it?”(最近とても寒いですね。)

仕事関連の話題

  • “How has your workload been recently?”(最近の仕事の忙しさはどうですか?)
  • “Are there any exciting projects you’re working on?”(何か面白いプロジェクトに取り組んでいますか?)

趣味・余暇の話題

  • “Have you tried any new restaurants lately?”(最近新しいレストランに行きましたか?)
  • “Do you have any plans for the weekend?”(週末の予定はありますか?)

家族・生活に関する話題

英語圏、特にアメリカだと家族の話題に触れることが多い印象です。
初対面というよりは、元からの知り合いで話すことが多いです。

  • “How are your kids doing?”(お子さんは元気ですか?)
  • “Did you do anything fun with your family recently?”(最近家族と楽しいことをしましたか?)

旅行に関する話題

  • “Do you have any travel plans coming up?”(今後旅行の予定はありますか?)
  • “I just got back from a trip to [場所]. It was amazing!”([場所]から戻ったばかりです。素晴らしかったですよ!)

まとめ

「How are you?」に対する返答には、シンプルなものからユーモラスなもの、フォーマルなものまで多くのバリエーションがあります。
適切な返答を選ぶことで、相手に良い印象を与えることができます。
また、返答の後に適切な世間話を挟むことで、より自然な会話の流れを作り出し、相手との関係を深めることが可能になります。

英語圏では挨拶が会話のきっかけになることが多く、短いやり取りであっても相手に親しみや信頼感を与えることができます。
ビジネスシーンでは、プロフェッショナルな印象を与えるような返答を意識することが重要です。
一方で、カジュアルな場面では少しユーモアを交えたり、共通の話題を広げたりすることで、会話が弾みやすくなります。

また、世間話のトピックをいくつか準備しておくことで、会話が途切れることなく、相手との関係をスムーズに築くことができます。
天候や仕事、趣味、家族、旅行などの話題は、誰とでも共有しやすく、安心して使えるトピックです。

ぜひ参考にして、使ってみてください!
英語上達の1つになれば幸いです!

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