「結局」って英語で何ていう?ビジネス&カジュアルで使えるフレーズ集

英語で何ていう?

「結局」という言葉は、日本語で非常に多用される表現のひとつです。

「最終的には」「やっぱり」「いろいろあったけど結果こうなった」といった意味で使われ、会話の締めくくりやオチとしても便利な言葉です。

英語では「結局」に当たる表現がいくつかありますが、場面や伝えたいニュアンスによって言い回しが異なります。

この記事では、「結局って英語で何て言う?」という疑問に対して、カジュアル・フォーマル・ネイティブが使う自然な表現を例文付きで紹介し、使い分けのポイントも解説します。

「結局」の英語表現

カジュアルな言い方

In the end

時間の流れを経て最終的にそうなった、というニュアンスです。「結局こうなった」という結果を伝えるときに使います。

     例文: In the end, we decided not to go.
     (結局、行かないことにした。)

    After all

    「やっぱり」「思った通り」といった感情を込めた結論に使われます。予想が当たったような印象を与える表現です。

       例文: I guess he was right after all.
       (結局のところ、彼が正しかったみたいだね。)

      Eventually

      「最終的には」「いつかは」というニュアンス。やや時間がかかった末の結論に用いられます。

         例文: Eventually, she got the promotion she deserved.
         (結局、彼女は当然の昇進を手に入れた。)

        フォーマルな言い方

        Ultimately

        「最終的には」「突き詰めると」といった意味で、議論や分析の結論を述べる際によく使われます。

           例文: Ultimately, the success of the project depends on teamwork.
           (結局のところ、そのプロジェクトの成功はチームワークにかかっている。)

          At the end of the day

          口語的ながらビジネスでもよく使われる表現で、「結局のところ」「最終的に考えれば」というニュアンスがあります。

             例文: At the end of the day, customer satisfaction matters most.
             (結局のところ、顧客満足が最も重要だ。)

            All things considered

            「いろいろ考慮した上で結局は」というやや丁寧な言い方で、物事を総合的に判断した最終的な意見を述べるときに使います。

               例文: All things considered, it was the right decision.
               (結局のところ、それが正しい判断だった。)

              ネイティブがよく使う表現

              The bottom line is…

              「結局一番大事なのは〜」という意味で、話の要点や結論を示すときに使います。

                 例文: The bottom line is, we need to change our strategy.
                 (結局のところ、戦略を変える必要がある。)

                When it comes down to it

                実際のところどうなのか、という意味で使われるややカジュアルな言い回しです。

                   例文: When it comes down to it, he just wants attention.
                   (結局のところ、彼はただ注目されたいだけなんだよ。)

                  At the end of the day(再掲)

                  カジュアルにもフォーマルにも使える便利な表現で、ネイティブが非常によく使います。

                    間違えやすい表現

                    「結局」を “in conclusion” と訳すのは間違いではありませんが、これは論文やスピーチなどの「締めくくり」に限定される表現です。日常会話での「結局こうなった」というニュアンスには不自然です。

                    また、finally は「ついに」「やっと」という意味で使われることが多く、必ずしも「結局」とは一致しません。例:「Finally, we arrived.(ついに到着した)」

                    使う場面の具体例

                    日常英会話

                    A: Did you go to the party?
                    B: No, in the end I stayed home.
                    (A: パーティー行ったの? B: 結局、家にいた。)

                    I thought I didn’t like it, but after all, it was pretty good.
                    (好きじゃないと思ったけど、結局けっこう良かった。)

                    ビジネスシーン

                    Ultimately, we had to cancel the launch due to budget cuts.
                    (結局、予算削減のためローンチは中止となった。)

                    At the end of the day, we’re responsible for the outcome.
                    (結局のところ、結果に対して責任があるのは私たちです。)

                    SNSやカジュアルな投稿

                    Finally watched that movie everyone was talking about. Not bad at all, after all!
                    (みんなが話してた映画、やっと観た。結局、悪くなかった!)

                    まとめ

                    「結局って英語で何て言う?」という疑問に対しては、以下のように状況に応じて表現を使い分けるのがポイントです:

                    • In the end / After all / Eventually:カジュアルに使える基本表現
                    • Ultimately / At the end of the day / All things considered:ややフォーマルで論理的なまとめ
                    • The bottom line is / When it comes down to it:ネイティブらしい自然な結論表現

                    自然なニュアンスと場面に合わせて使い分けることで、より伝わる英語になります。

                    「結局」と合わせて、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください!

                    この他にも、ふと「英語で何て言うんだろ?」と思う表現を紹介しています!
                    ぜひ参考にしてみてください!

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