友達と食事に行ったとき、「今日は私が奢るよ!」と言いたいこと、ありますよね?
また、誰かにごちそうしてもらったときに「奢ってくれてありがとう!」と伝えたい場面もあるでしょう。
日本語の「奢る」は、英語ではさまざまな表現があり、状況によって使い分ける必要があります。
では、「奢る」って英語でなんて言うのでしょうか?
この記事では、日常会話やビジネスシーンで使える英語表現を詳しく解説します!
「おごる」のカジュアルな言い方:treat
日常会話でよく使われるのが “treat” です。「誰かにごちそうする」「奢る」という意味で、特に食事や飲み物に関してよく使われます。
例文:
I’ll treat you to dinner tonight.
(今夜は私が夕食を奢るよ。)
Thanks for treating me to coffee!
(コーヒーを奢ってくれてありがとう!)
Let me treat you to lunch as a thank-you.
(お礼としてランチを奢らせて。)
💡 ポイント: “treat” は基本的に “treat + 人 + to + 食事や飲み物” の形で使います。
フォーマルな言い方:invite
ビジネスの場面では、”treat” よりも “invite” を使うと自然な表現になります。特に、クライアントや目上の人との食事の際に使われます。
例文:
Our company would like to invite you to dinner.
(弊社が夕食をご招待いたします。)
He invited me to lunch to discuss the project.
(彼はプロジェクトの話をするためにランチに招待してくれた。)
She was invited to an exclusive networking event.
(彼女は特別なネットワーキングイベントに招待された。)
💡 ポイント: “invite” は「奢る」だけでなく、「招待する」というニュアンスもあります。ビジネスの場では、「支払いを申し出る」という意図で使われることが多いです。
ネイティブがよく使う表現:It’s on me. / I got this.
「今日は私が奢るよ!」という時に、英語では “It’s on me!” や “I got this!” というフレーズがよく使われます。
例文:
Don’t worry about the bill. It’s on me!
(お会計のことは気にしないで、今日は私のおごり!)
Put your wallet away, I got this.
(財布しまって!今日は私が奢るよ。)
You paid last time, so this one’s on me.
(前回は君が払ったから、今回は私が奢るよ。)
💡 ポイント: “It’s on me.” はカジュアルでもフォーマルでも使える便利なフレーズです。”I got this.” はよりカジュアルな表現なので、友達同士で使うのがベストです。
間違えやすい表現
❌ buy someone はNG!
「奢る」を英語にする際、”buy” を使いたくなるかもしれませんが、“buy someone” だけでは「その人を買う(=人身売買)」という意味になってしまうので注意が必要です!
✅ 正しい使い方:
- I’ll buy you a drink.(飲み物を奢るよ。)
- Can I buy you dinner?(夕食を奢ってもいい?)
❌ 間違った使い方:
- I’ll buy you.(あなたを買います ❌ )
💡 ポイント: “buy” を使う場合は、「奢るもの(飲み物や食事)」を必ず明示しましょう!
使う場面の具体例
🎉 日常会話での使用例
- A: I forgot my wallet…
B: No problem! Lunch is on me.
(A:財布忘れちゃった… B:問題ないよ!ランチは私が奢るよ。)
💼 ビジネスシーンでの使用例
- A: Thank you for your support on this project.
B: My pleasure! Let me treat you to dinner.
(A:このプロジェクトのご支援ありがとうございます。B:とんでもない!夕食をごちそうさせてください。)
🍻 友達との飲み会での使用例
- A: Who’s paying for the first round?
B: I got this one!
(A:最初の一杯、誰が払う? B:今回は俺が奢るよ!)
まとめ
「奢る」を英語で表現する方法はいくつかありますが、状況に応じて使い分けることが大切です。
✅ カジュアルな言い方 → treat(例:I’ll treat you to lunch.)
✅ フォーマルな言い方 → invite(例:We’d like to invite you to dinner.)
✅ ネイティブらしい表現 → It’s on me. / I got this.(例:This one’s on me!)
また、「奢る」には “buy” を使うこともできますが、「何を奢るのか」を明示することを忘れないようにしましょう!
英会話で自然に「奢る」と言えるように、ぜひ実際の会話で使ってみてくださいね! 😊
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