「same page」というフレーズは、ビジネスシーンや日常会話でよく使われる英語表現の一つです。
「同じ考えを持つ」「意見が一致している」という意味を持ち、コミュニケーションにおいて非常に重要な役割を果たします。
この記事では、「same page」の意味や使い方、発音、類義語、使用上の注意点などを詳しく解説します!
【same page】の意味
「same page」は、主に以下のような意味で使われます。
- (考えや理解が)一致している(イディオム)
- 例:We need to make sure we’re on the same page before the meeting.
(会議の前に意見が一致していることを確認する必要がある。)
- 例:We need to make sure we’re on the same page before the meeting.
- (話し合いや計画で)共通認識を持っている(イディオム)
- 例:Let’s get on the same page about the project timeline.
(プロジェクトのスケジュールについて共通認識を持とう。)
- 例:Let’s get on the same page about the project timeline.
- (人間関係や感情面で)理解し合っている(イディオム)
- 例:My partner and I are finally on the same page about our future.
(パートナーと私はようやく将来について同じ考えを持つようになった。)
- 例:My partner and I are finally on the same page about our future.
【same page】の発音
- 発音記号: /seɪm peɪdʒ/
- カタカナ表記:セイム ペイジ
- 発音のポイント:
- 「same」は「セイム」とはっきり発音。
- 「page」は「ペイジ」と発音し、最後の「j」は柔らかく発音する。
【same page】のニュアンス
「same page」は、単に「同じ意見」ではなく、「共通の理解を持つ」ことを強調する表現です。特にビジネスやチームワークにおいて、円滑なコミュニケーションを取るために頻繁に使われます。
- 「on the same page」= 同じ認識を持つ
- 「get on the same page」= 意見を一致させる
- 「not on the same page」= 意見が食い違っている
【same page】の例文
日常会話での例文
We need to be on the same page about our vacation plans.
(私たちは旅行の計画について共通の認識を持つ必要がある。)
I thought we were on the same page, but clearly we weren’t.
(私たちは意見が一致していると思っていたけど、どうやら違ったみたい。)
Before we move in together, let’s make sure we’re on the same page about finances.
(一緒に住む前に、お金のことについて共通認識を持とう。)
ビジネスシーンでの例文
Let’s get on the same page before we present to the client.
(クライアントにプレゼンする前に意見を統一しよう。)
It’s important for all departments to be on the same page about company goals.
(全ての部署が会社の目標について共通認識を持つことが重要だ。)
We had a miscommunication earlier, but now we’re on the same page.
(先ほど誤解があったが、今は共通の理解を持っている。)
【same page】の類義語・反義語
類義語
- in agreement(意見が一致している)
- フォーマルな場面で使われることが多い。
- on the same wavelength(考えが合っている)
- 直感的な理解や価値観が一致している場合に使う。
- aligned(方向性が揃っている)
- ビジネスシーンでよく使われ、戦略や目標が一致していることを意味する。
反義語
- not on the same page(意見が合っていない)
- そのまま否定形として使うことができる。
- in disagreement(意見が食い違っている)
- フォーマルな表現で、相手との意見の相違を表す。
- out of sync(ずれている、合っていない)
- タイミングや考え方が合っていないことを表す。
【same page】の使用上の注意
フォーマルな場面では「aligned」や「in agreement」を使う方が適切
「same page」はカジュアルな表現なので、ビジネスメールなどでは「ensure alignment」などの表現を使う方がよい。
「on the same page」と「get on the same page」の違い
- 「on the same page」:すでに共通認識がある状態
- 「get on the same page」:これから共通認識を持つようにする過程
【same page】の豆知識
文化的な背景
「on the same page」は、もともと書籍や脚本のページを指し、関係者が同じ情報を共有していることから生まれた表現とされる。
スラング的な使い方
「Are we on the same page?(分かってるよね?)」というフレーズは、軽い確認の意味でカジュアルに使われることがある。
まとめ

「same page」は、「同じ認識を持つ」「意見が一致している」という意味で、日常会話やビジネスで頻繁に使われます。
「on the same page」と「get on the same page」の使い分けに注意しながら、スムーズなコミュニケーションを目指しましょう!
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