日本語の「〜された」は、受け身(パッシブ)の表現を表します。たとえば、「怒られた」「助けられた」「招待された」など、誰かから何かの行動を受けたときに使います。
この受け身の表現は英語にも存在しますが、日本語とは使い方やニュアンスに少し違いがあります。
英語の受け身表現をマスターすることで、自然な会話やビジネス英語に大きく役立ちます。
この記事では「〜された」の英語表現について、わかりやすく解説していきます!
基本の英語表現
英語で「〜された」と言いたいときは、主に 受動態(be動詞 + 過去分詞) を使います。状況によってカジュアル、フォーマル、ネイティブらしい言い方を使い分けましょう。
カジュアルな言い方
普段の会話ではシンプルに受動態を使います。
I was invited to the party.
(パーティーに招待された。)
She was helped by her friend.
(彼女は友達に助けられた。)
We were surprised by the news.
(私たちはそのニュースに驚かされた。)
フォーマルな言い方
ビジネスや公式の場では少し丁寧な表現が好まれます。
The proposal was approved by the board.
(提案は取締役会によって承認された。)
The document was submitted yesterday.
(書類は昨日提出された。)
The system was updated last week.
(システムは先週更新された。)
ネイティブがよく使う表現
自然な英語では受動態以外にも、状態を表す現在完了形や完了受動態もよく使われます。
I got promoted last month.
(先月昇進させられた。)
He ended up getting fired.
(彼は結局クビにされた。)
She’s been invited to many events.
(彼女はたくさんのイベントに招待されている。)
間違えやすい表現
日本人が英語で「〜された」と言いたいとき、次のようなミスをしやすいので注意しましょう。
1. 「受け身」を忘れる
× I invite to the party.
(「私は招待する」になってしまう!)
→ 正しくは:I was invited to the party.
2. 「by」を省略しすぎる
英語では、誰によって行われたかを明確にしたい場合、「by」を使います。ただし、行為者が明らかでない場合は省略しても自然です。
例:
The window was broken.(窓が壊された。)
(誰が壊したか不明だからbyは不要)
The window was broken by the kids.(子供たちに壊された。)
(誰かを特定したいのでbyを使う)
3. 「get」を多用しすぎる
「get」はカジュアルですが、フォーマルな文書では避けた方が無難です。特にビジネスでは「be動詞 + 過去分詞」を使いましょう。
使う場面の具体例
実際に「〜された」の英語表現が使われるシーンを紹介します。
日常英会話で
I was given a birthday present.
(誕生日プレゼントをもらった。)
He was bitten by a dog.
(彼は犬に噛まれた。)
ビジネスシーンで
The report was completed on time.
(レポートは期限内に完成された。)
The employee was praised for his hard work.
(その社員は努力を称えられた。)
SNSでの使用例
Got tagged in a funny meme!
(面白いミームにタグ付けされた!)
Was nominated for an award!
(賞にノミネートされた!)
まとめ
「〜されたって英語で何て言う?」という疑問に対する答えは、基本的に be動詞 + 過去分詞 を使うことです。カジュアルな場面では「get」を使ったり、フォーマルな場面ではより丁寧な受動態を使い分けるのがポイントです。
今回紹介した「〜された 英語表現」を使いこなして、より自然な英語を話せるようになりましょう!
この他にも、ふと「英語で何て言うんだろ?」と思う表現を紹介しています!
ぜひ参考にしてみてください!
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