「頼む」って英語で何ていう?お願いするときの英語表現まとめ【音声例文付き】

英語で何ていう?

「頼む」という日本語は、日常会話やビジネスシーンで頻繁に使われる表現です。

友達に何かを頼むとき、上司や取引先にお願いするとき、またはカジュアルに「お願い!」と言いたいときなど、さまざまな状況で使われます。

では、「頼む」って英語で何て言うのでしょうか?

単純に「頼む」と完全にイコールな単語はなく、場面によって使い分けるべき英語表現がいくつかあります。

本記事では、カジュアルな表現からフォーマルな表現まで、ネイティブがよく使う「頼む」の英語フレーズを紹介します。

カジュアルな言い方(友達や親しい人に頼む場合)

Can you ~?(~してくれる?)

「頼む」を最もシンプルに表現する方法の一つが “Can you ~?” です。友達や家族に気軽に何かを頼むときに使えます。

例文:

Can you pass me the salt? (塩を取ってくれる?)

Can you help me with my homework? (宿題を手伝ってくれる?)

Can you call me later? (あとで電話してくれる?)

Could you ~?(もう少し丁寧に頼む場合)

“Can you ~?” よりも丁寧な表現が “Could you ~?” です。特に目上の人や、少し改まった場面で使うと良いでしょう。

例文:

Could you send me the document? (書類を送っていただけますか?)

Could you wait a moment? (少しお待ちいただけますか?)

Could you turn down the volume? (音量を下げてくれますか?)

Will you ~?(軽いお願い)

“Can you ~?” に似ていますが、”Will you ~?” はより親しい間柄で使うことが多いです。

例文:

Will you help me with this? (これ手伝ってくれる?)

Will you come with me? (一緒に来てくれる?)

Will you do me a favor? (お願い聞いてくれる?)


フォーマルな言い方(ビジネスや改まった場面)

Would you mind ~ing?(~していただけますか?)

とても丁寧な依頼の仕方です。”Would you mind” の後には動詞のing形を続けます。

例文:

Would you mind helping me with this report? (このレポートを手伝っていただけますか?)

Would you mind waiting for a moment? (少々お待ちいただけますか?)

Would you mind sending me the details? (詳細を送っていただけますか?)

I’d appreciate it if you could ~(~していただけるとありがたいです)

さらにフォーマルな依頼には、“I’d appreciate it if you could ~” を使うと良いでしょう。

例文:

I’d appreciate it if you could review this document. (この書類を確認していただけると助かります。)

I’d appreciate it if you could reply by tomorrow. (明日までに返信いただけると助かります。)

I’d appreciate it if you could give me some advice. (アドバイスをいただけるとありがたいです。)

Would it be possible to ~?(~は可能でしょうか?)

より丁寧に依頼する表現です。

例文:

Would it be possible to reschedule the meeting? (会議の日程を変更することは可能でしょうか?)

Would it be possible to get a refund? (払い戻しは可能でしょうか?)

Would it be possible to have a quick chat? (少しお話しすることは可能でしょうか?)


ネイティブがよく使う表現

Do me a favor(お願いがあるんだけど)

カジュアルな場面で使える表現です。特に「ちょっとお願いがあるんだけど」と切り出すときに便利です。

例文:

Can you do me a favor? (お願いがあるんだけど?)

Do me a favor and close the window. (お願いだから窓を閉めてくれない?)

Could you do me a favor and pick up some coffee? (お願いがあるんだけど、コーヒー買ってきてくれる?)

Would you be able to ~?(~してもらえますか?)

ビジネスでもカジュアルでも使える便利な表現です。

例文:

Would you be able to send me the report? (レポートを送ってもらえますか?)

Would you be able to fix this? (これを直してもらえますか?)

Would you be able to help me move next weekend? (来週末引っ越しを手伝ってもらえますか?)


間違えやすい表現

“Please ~” だけでは不自然な場合がある
日本語の「~してください」を直訳して “Please help me.” というと、文脈によっては命令のように聞こえることがあります。”Can you ~?” や “Could you ~?” を使う方が自然です。

“Ask” は「頼む」ではなく「質問する」
「彼に頼んでみるよ」を “I’ll ask him.” というと、「彼に質問する」という意味になります。“I’ll ask him for help.”“I’ll request him to do it.” のように表現しましょう。


    使う場面の具体例

    日常会話での使用例

    A: Can you help me with my luggage? (荷物運ぶの手伝ってくれる?)
    B: Sure! (もちろん!)

    ビジネスシーンでの使用例

    A: Would it be possible to have the report by Friday? (金曜日までにレポートをお願いできますか?)
    B: I’ll do my best. (最善を尽くします。)

    SNSでの使用例

    “Could you recommend a good restaurant in Tokyo?” (東京でおすすめのレストランを教えてくれませんか?)


    まとめ

    「頼む」の英語表現は、場面に応じて使い分けることが大切です。

    • カジュアル: Can you ~? / Will you ~? / Do me a favor
    • フォーマル: Could you ~? / Would you mind ~ing? / I’d appreciate it if you could ~
    • ビジネス: Would it be possible to ~? / Would you be able to ~?

    このようなフレーズを使いこなせば、英語でスムーズにお願いができるようになります!

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